緑の中に

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国立天文台

10/31/2020

Zoom会議ー音響構成

 

Zoom会議ー音響構成

■用意した機材・部品

・サウンドカード (Ugreen 通販 USB端子に差して(マイク入力端子+音声出力端 

  子を構成します)  

・ミキサー (ハードオフにて)

・マイクロフォンアンプ(audio technica)

・パワーアンプ(BOSE Wave SoundTouch  music systemも一考)

・ダイナミックマイクロフォン (SOUND HOUSE ,ハードオフ)

・外付けWebカメラ (HD 1080P Web Camera, ほかUSB延長ケーブル3m~5m)

■Zoomで会議をする場合はどのような条件を満たす必要があるか考えてみましょう。

自分側会場×相手側会場 

・自分側会場音声を相手側会場に送る必要があります。

・相手側会場音声を自分側会場に拡声する必要があります。会議は多人数です。一人ではありません。拡声する必要があります。一人会議ならイヤフォン1つで良いのですが。

・映像をプロジェクターなどで拡大する必要があります。多人数で相手会場の映像を見ることが必要になります。一人会議ならパソコンの映像を独り占めして見れますが、多人数ですから映像の拡大が必要です。または、人数分のマルチデスプレイなどの方式が考えられます。

●Zoom システムの特徴を理解して回路構成をつくりました。

 「パソコンに向かって話した時、自分の音声は自分のパソコンのスピーカーからは発出しないこと」これが基本です。

 もし、自分のパソコンのスピーカーから自分の話した音声が発出した場合は、増幅された音声が再びマイクロフォン入りハウリング・発振を引き起こします。

● 側音防止回路,増幅,発振,ハウリング,帰還(Feed Back), 正帰還(Positive Feed Back),  負帰還(Negative Feed Back), 位相 

 上記が増幅・発振についてのキーワードです。

■ 自分側会場が多人数です。一人ではありません。相手側会場の音声を受信し増幅拡声する必要があります。そこで、構成図にはアンプ(AMP)が配置してあります。20W+20Wでしかありません。アンプのパワーが不足なら100Wに変更してください。

私の場合、BOSE Wave SoundTouch  music system がありました。これでアンプ+スピーカーとしても使えるように工夫しました。信号切り換え装置を作り配置しました。

さらに自分側会場のマイクに話した音声も拡声する必要があります。とりあえずマイク1、マイク2の2本のマイクロフォンの音声を自分側会場に増幅拡声します。そのためミキサーも使用し、その混合信号をマイクロフォンアンプで増幅します。マイク3、マイク4と必要ならミキサーにマイクを追加すれば可能です。

ステレオアンプには入力にR(赤)L(白)、出力にR(赤)L(白)が備わっています。RLをそれぞれに活用します。R(赤)をメインスピーカ L(白)をモニタースピーカー用としています。モニター用スピーカー側にはさらに音量調節・OFFを設けました。

R(赤)のメインスピーカー側回路は切り換え装置により、BOSE側とパワーアンプ側を選べるようにしました。