緑の中に

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国立天文台

3/15/2020

照度センサ(フォトトランジスタ)の個体差を確認する方法


照度センサ(フォトトランジスタ)の個体差を観測




上写真 2個の照度センサ

同一商品の2個のセンサに違いは?

Push-ON :オレンジ色のスイッチを押している間、緑色のリード線に接続してあるセンサの回路が出来上がります。 
Push-OFF:スイッチ操作なにもしない時、黄色のリード線に接続してあるセンサの回路が出来上がります。 


上写真
スイッチ回路構成図です。手動操作自動復帰のスイッチです。
このスイッチは俊敏に操作できます。プログラム走行中、操作します。
  


上写真
おおよそ同一時刻・同一場所の明るさを感知していますが、値に違いがあります。
センサAのリード部は黒く変色してきています。今回以前から、実験で使用してきています。

センサBはセンサAに比べて400mv程大きな値を返します。
要するに個体差があることです。特に両者を比較して使用するものではありません。

観測上の成り行きで計測したまでです。
この時使用したプログラムがFMVreceive-append_Bmode.bas です。

観測データのフォーマット(形式)が上写真の様になります。
ハード等のメンテナンスで必要なときもあると思いプログラムは作っておきました。

このプログラムは都度、タイムスタンプと一連のデータ(7個)の記録を残すように作りました。必要に応じて手動でRUN実行させます。
通常観測にこのプログラムは実行させません。すなわち、バッチファイルにこのプログラム実行の記述はしません。

*機器メンテナンス専用のプログラムが必要になります。