緑の中に

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国立天文台

5/31/2023

[RTC-10]  [インターフェースIC] [Arduino Uno]  [通信ソフトTeraterm]


実験接続図

  [RTC-10]    [インターフェースIC]   [Arduino Uno]    [通信ソフトTeraterm]     


パソコンにUSBケーブルを2本差すことになります。


実験接続図
Rx端子とは受信用を意味し、Tx端子とは送信用を意味します。
Txで送り出された信号は、Rx端子で受ける接続になります。

Arduino Uno の10,11番端子はRx,Tx端子として機能するようにスケッチで構築しました。
0,1番端子もRx,Tx端子ですが、ここは使用できません。理由はArduino Unoのシリアルモニタ(Serial Monitor)として機能しているためです。



RTC-10 は初めて通電した場合は、セットアップが必要です。
すなわち、現在時刻、年月日曜日 また12時制24時制の選択などです。
上記画面は現在時刻の「時」を入力して下さいという意味です。


セットアップ後において、いくつかの命令(コマンド)を受付けその返信を返します。
d(day)コマンドに対しての返信(応答)です。「230522」
西暦年の下位2桁、月を2桁、日を2桁で表します。

ほかに、どんなコマンドがあるか書きます。
t(time)コマンド、y(year)コマンド,h(hour)コマンドなどがあります。





RTC-10のTx信号をTeraTermで受信しているところです。
RTC-10 は1分毎に送信(Tx端子からデータを出します)します。






Arduino Uno のシリアルモニタ画面です。このシリアルモニタの設定での「bps」は

4800をセットします。その理由はRTC-10は4800bpsでの通信を行うからです。RTC-10は4800bps固定で変更できません。

両者の通信速度を一致させないと正しく通信できません。

暗号の羅列に見えますが、そうではありません。
「:」の前後の各2桁を見ます。Serial Monitor での最右端の表示は 06:35 です。

すなわち「6時35分」を表しています。

Serial Monitorの受信スタートは *「時分」のどの部分から受信するか不明です。
重要なことは、 「○□:△×」 の表示規則中「:」が重要な意味を果たしています。
 

*C受信プログラム作成により、RTC-10の「分」の桁上げに連動し、必ずxx:xxの形式で受信できました。
RTC-10は一分毎に「xx:xx」の形式で時刻を吐き出します。








「通信速度」という言葉が出ましたが、上記画面にあります。














アラーム設定
アラーム設定を実験したときの画面です。
今日は、ここまでです。